「町内会を辞めるなら、手切れ金『5万円』を払え!」 まるで脅迫?役員の言動にドン引き(東京都・30代男性)
町内会トラブルの中でも、とくに多いのが「お金」をめぐるイザコザだ。
今回ご紹介するのは、東京都に住む30代男性のエピソードだ。頻発する町内会費の「徴収」に納得ができず、脱会を決めたというこの男性。すると役員からは、まるで「脅迫」のような言葉をかけられたそうで...。

「災害時に助けが遅くなる」
うちの町内会では、およそ3か月に1度に会合があります。
「消防訓練」というお題目で、近くの公園に集まります。そこで「火事だー火を消せー」「マッチ一本火の用心」と声出しの練習をし、その後は周辺を2時間ほどパトロール。最後は打ち合わせと称した飲み会を、役員の経営する居酒屋で開くといったパターンがお決まりです。
町内会員は、こうした会合のために月に1度1500円を支払わなくてはなりません。私は以前から不満に感じており、ついには町内会をやめる決心をしました。
いつものように役員の方が町内会費を徴収に来たとき、「町内会を辞めたい」という旨を伝えました。すると、役員たちは激怒し、
「今後一切の町内会が管轄する物の使用ができなくなるけどかまわないか、災害時に助けが遅くなることがあるがそれでもかまわないか」
と脅迫じみた言い回しをしてきました。私は恐怖を覚えたのでその月は払う事にしましたが、次の月から払わない事を心に決めました。
翌月、同じ役員の方が徴収にきたため、もう1度辞める旨を伝えると、
「5万円を払ったら今後の活動に参加しなくてもよいし徴収にも来ない」
と言ってきました。
一時の金で放棄できるなら安いもんだと割り切り、5万円を払い今後一切私に関わらないという誓約書を相手に署名させ、トラブルは解決しました。この世を渡るのは金次第だと、身を持って知った体験となりました。
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