肉の「薄切り・切り落とし・こま切れ」の違いって分かる? とあるスーパーの解説POPがめっちゃ分かりやすい
牛肉や豚肉の薄切り、切り落とし、こま切れ。読者の皆様は、それぞれどんな違いがあるのかご存じだろうか。
切り方の違いを分かりやすく説明したとあるスーパーのPOP広告がいま話題になっている。
画像のPOPでは使用部位、大きさ、厚さの違いに応じて価格体が異なることをわかりやすく解説している。
薄切り「使用部位同じ 大きさ均一 厚さ均一」
切り落とし「使用部位同じ 大きさバラバラ 厚さ均一」
こま切れ「使用部位バラバラ 大きさバラバラ 厚さバラバラ」
とそれぞれの違いを説明。価格は、「薄切り>切り落とし>こま切れ」の順になっているそうだ。
その上で、薄切りはすき焼き、こま切れは炒め物などそれぞれに適した料理も紹介されており、料理初心者にはありがたい限りだ。
精肉売り場にこんなPOPがあったら、お肉の買う時に大変参考になりそう。Jタウンネット編集部がスーパーを取材すると――。
「普段は何気なく買ってたけど...」
こちら、ツイッターユーザーのEspassi(@espassi_ast)さんが投稿したことで話題となったもの。 POPが掲出されているのは、東京都中央区にある文化堂月島店だ。
普段何気なく肉買ってたけど、なるほどなんだなー pic.twitter.com/2inYn2V3bo
— Espassi (@espassi_ast) 2019年3月19日
Espassiさんが言う通り、たしかに「なるほど」と目からうろこが落ちる思いだ。
Jタウンネット編集部は2019年3月25日、文化堂月島店精肉売り場の担当者に話題のPOPが掲出された経緯を聞くと、
「会社としてお客様に品物や商品をより手に取ってもらえるよう目を引くようなPOP作りに取り組んでいるのですが、その一環で作成しました」
と担当者。絵心のあるパートスタッフにそれぞれの商品に関して書いて欲しいことをオーダーし、作成しているのだという。ネットで話題になったことを受けて、実際に店頭でも「ツイートみたよ」と声をかけられることがあり、
「こんな風になるとは思いませんでした(笑)」
と思わぬ反響に驚いているようだった。
ちなみに、薄切りが高いのは切り分ける上での技術料やお肉の盤といった品質による付加価値があるからとのこと。
スーパーでお肉を買う際の参考とされたい。