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これはカッコイイ!新撰組・土方歳三デザインの段ボール、日野市で限定配布

Jタウンネット編集部

Jタウンネット編集部

2019.03.12 18:04
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新撰組組副長、土方歳三。東京・日野市生まれの幕末の剣客だが、彼を活用したおもしろいアイテムの頒布が始まる予定だ。

土方の写真と「誠」の字がデザインされている(日野市観光協会ホームページより)
土方の写真と「誠」の字がデザインされている(日野市観光協会ホームページより)

2019年3月15日から、日野市内の郵便局とヤマト運輸の営業所で、土方歳三の写真をあしらった宅配用段ボールの配布が始まる。

新撰組を象徴する青のだんだら模様がさわやかなデザインだが、この段ボールはどんなきっかけで始まったのだろうか。

死の直前まで続いた日野との縁

土方歳三は1835年、武蔵国多摩郡の現在の日野の地で生まれた。日野宿の天然理心流道場でもあった佐藤彦五郎邸で剣術を磨き、調布出身の近藤勇らと共に京都で新撰組を結成。その後の活躍は歴史マニアならご存じの通りである。

土方は1869年5月に箱館(函館)で戦死するが、死の直前に北海道まで付き従った隊士の市村鉄之助に写真と遺髪を託して日野に届けさせている。これが洋装姿の一番有名な写真で、日野と土方の縁は今も続いている。

そんな土方の故郷、日野市でのこの取り組みは、日野市役所シティセールス推進課が発案したもの。

今年は箱館の地で土方が命を散らして150年になる節目。Jタウンネットが取材したところ、日野市では前述のような土方歳三との縁を活かして、日野の知名度拡散につなげようと今回の段ボールを企画したという。

日野市の郵便局員に「ひの新選組まつり」に関わっている人がいる縁もあった。この段ボールを全国に送ることで、各地の人に日野と土方の縁を知ってもらいたいという。

土方が剣術を学んだ佐藤家の天然理心流道場は大正時代まで郵便局として使われていたという、郵便と土方の奇妙な縁もある。

ちょうどこれから引っ越しシーズンに入るが、日野市内の17の郵便局と、ヤマト運輸のか所の営業所で数量限定で3月15日から配布が始まる予定だ。利用は無料。

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