スーパー玉出で見つけた「おふくろの味」 なんか懐かしい、カマボコ入り野菜炒め(50円)
<連載>スーパー玉出「激安メシ」の世界
その7 文・写真 Met
大阪名物の激安スーパー「玉出」。1円セールなどでおなじみですが、値段だけでなく個性的な品揃えにも一見の価値アリ。そんな「玉出」のお惣菜コーナーを大阪在住の筆者が物色。B級グルメならぬ、「T(=玉出)級グルメ」の味をレポートします。
玉出メシ生活でも「栄養を考えた食事がしたい!」ということで、野菜を多く扱っているお惣菜コーナーを物色してきました。
そんな中から今回見つけてきた商品が「野菜炒め」(税込100円)です。勢い余って半額シールが2枚も貼られるほどの売れ残り品ですが、味はどんなものなのでしょうか。最もスタンダードな料理でスーパー玉出の腕前を見てみようと思います。
豚肉はたった1切れ
レンジで温めたものがコチラ。玉ねぎやキャベツ、もやしをはじめとした多くの具材が入っていますね。野菜の甘みがありそうなイイ匂いが漂ってきました。さっそく食べてみましょう。
まずは人参を一口いただきます。しっかりと火が通っており、しんなりとした柔らかい食感。他の野菜たちも甘みがあって美味しいです。ただ胡椒がすこし強めの味で、後から舌がピリピリしてきました。
豚肉もほんのすこしだけ入っています。というかホントにこの一切れだけ入ってました(笑)。まぁこの安さなら文句も言えませんわ。むしろ肉は入っていないと思っていたので予想外の掘り出し物です。
そんな豚肉の代わりなのか、かまぼこがたくさん入っています。魚肉で補おうという魂胆でしょうか。たしかに食べ応えとしてはまぁまぁというところです。
しっかりと炒められた椎茸がよい香りを出しており、深みのある味わいに仕上がってます。家庭の味さながらのあたたかみを感じるのは私だけじゃないハズ。「スーパー玉出に育てられた」と口にする大阪府民の気持ちがわかった気がしました。
スーパー玉出には「野菜炒め」以外にも野菜をたっぷり使ったお惣菜がたくさんあります。自炊が苦手な私にとって、格安で栄養を考えた食事ができる玉出メシ生活はかなり魅力的。これからもお世話になること間違いナシです。