横浜人が密かに抱く「鎌倉コンプレックス」 たった一言で、プライドもズタズタに...
「千葉県民や埼玉県民などは相手にしておりません」
私はずっと横浜に住んでおりますので、横浜大好きです。もちろん、千葉県民や埼玉県民などは相手にしておりません。都民も地方の田舎者の集まりだと思っており、横浜が一番だと思っております。
マツコさんの発言もあり「横浜市民のプライドが高い」という情報はすでに皆様に知れ渡っていると思うのですが、私たち横浜市民からすると、それは間違いだと思います。
横浜市民も一目置く市民がいるのです。メジャーな横浜市民や千葉県民、埼玉県民、都民が不毛な争いをしているなか、はるか天空から我々の戦いを余裕で笑って見ているマイナー市民。
その市民の名前は「鎌倉市民」です。今まで横浜市民のライバルとしてマスコミでは千葉県民や埼玉県民が相手だったと思うのですが、横浜市民は鎌倉市民にビビってます。
まず、このような争いになかなか加わってきません。とても余裕があり、ニッコリ笑ってみんなの会話を楽しんでいます。また、鎌倉市民は鎌倉に住んでいることをあまり人に言いません。横浜市民と違って謙虚な姿勢も見受けられます。
ただ、鎌倉市民は数々の経験から知っているのです。
「鎌倉に住んでいます」
という最後の最後に出すパワーワードを。みんなの不毛な論争を終わらせる、水戸黄門が印籠を見せるがごとく、この言葉を言えば我々がひれ伏すということを鎌倉市民は知っているのです。
これを聞くと、そこにいるみんなが「あー鎌倉はいいよね!」と納得し、その不毛な争いは終わってしまいます。
我々、横浜市民は多分、鎌倉市民に憧れています。隣接している市になり、またドライブなどで行くところとして身近だからこそ、その魅力にやられてしまうのです。
鎌倉市民の友人も年配の方を中心に鎌倉に住んでいる人はプライドが高いと言っております。
横浜市民が勝手に鎌倉市民に劣等感を感じているだけかもしれません。ただ、横浜市民のプライドをズタズタに切り裂く可能性があるのは、都民や千葉県民、埼玉県民ではなく、鎌倉市民だと思います。