1日2万個売れる!神戸の大人気豚まん、おいしさのヒミツは...
2019.02.02 08:00
100年以上の歴史をもつ名店
「老祥記」は大正4(1915)年に初代店主の曹松琪(そうしょうき)さんが南京町で豚饅頭専門店を開業したのがはじまりで、中国の点心を日本にも馴染む味にアレンジしたところ、とてもおいしいと評判になったそうです。
当初は着港している中国の船員さんたちが多かったのが日本人にも広まり、2代目の頃から店に行列ができるようになったとのことです。4代目の店主である曹祐仁(そうまさひと)さんは、「老祥記の豚饅頭は開店当初の製法とは少し変わっていますが、基本的には材料も同じものを使ってますし、完全に100年以上前から続いている」と言っています。
また、一般的な豚まんはイースト菌を使いますが、老祥記の豚饅頭はこうじ菌を使っているので、独特の風味ともっちりとした食感が特長となっているそうです。パクパクと何個でもいけるような老祥記の豚饅頭は今では1日平均1万3000個、多い日には2万個売れるそうです。