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「こすい」は方言?それとも標準語? 都道府県別の使用率、調べてみたら...

Jタウン研究所

Jタウン研究所

2019.01.22 06:00
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ほとんどの地域で過半数、九州は意外な結果に

さっそく、都道府県ごとの結果を見てみる。

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こすいを「使ったことがある」と答えた人の割合が高かったのは、上から順に長崎・佐賀・和歌山・愛媛・熊本の5県。いずれも西日本、特に北部九州に集中している。他にも岐阜・福井・長野など中部地方でも80%越えの票を集めた県がある。

東日本でもそれなりの普及率を示しているものの、やや西日本に重心が置かれている結果が示された。

逆に、「こすい」を使ったことがあると答えた人が少なかったのは、東北・関東・そして宮崎・鹿児島・沖縄の3県だった。関東1都6県は栃木を除く全都県が70%未満、中でも千葉と神奈川で50%台にとどまった。東北・北海道でも70%以上を記録した府県はなかった。

一方、九州・沖縄では北部と南部でくっきりと結果が分かれることに。長崎・佐賀・福岡で高いが、南九州と沖縄では低い。一概に西日本偏重とも言えない?

ところで、こすいの意味を知らないという人は、どれくらいいるのだろう。

全国の投票結果をみると、選択肢「聞いたことも使ったこともある」が最多の70.5%というシェアを記録。続いて「使ったことはないが、聞いたことがあり意味も知っている」も2位で24.2%を記録した。

逆にこすいの意味を「全く知らなかった」は3.6%で、「聞いたことはあるが、意味は知らなかった」が1.7%。回答者の約95%がこの語の意味を知っていることになり、予想以上に浸透している言葉のようだ。 

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九州で使用率に差が出た理由は...
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