警視庁オススメ「ペットボトル湯たんぽ」 簡単ポカポカ、朝はそのまま「飲み水」に
今シーズンは暖冬といわれているが、記者が住む東京もここ数日は、冬らしい寒さになってきた。そうなると夜は足先が冷えてなかなか寝付けないし、朝は暖かい布団からなかなか出られない......。
起床後は飲んで一石二鳥
なんとかしたいなと思っていたら、先日、警視庁警備部防災対策課の公式ツイッターが投稿した「ペットボトル湯たんぽ」が目に留まった。
ペットボトル湯たんぽを作りました。沸騰前の60℃くらいのお湯を8割程度入れ蓋をします。お湯が冷めないようにペットボトルにタオルを巻き、ゴムでとめました。就寝前に布団に入れると、布団がホカホカで熟睡!起床後もペットボトルは温かく、飲んでみると体の芯から温まったので、一石二鳥です。 pic.twitter.com/4a6HsvujN0
— 警視庁警備部災害対策課 (@MPD_bousai) 2018年12月9日
「起床後もペットボトルは温かく、飲んでみると体の芯から温まったので、一石二鳥です」とあるが、ペットボトルを湯たんぽ代わりに使うのはよく見るけど、朝、起きた時も温かいの? そして、飲んじゃうの? と驚いた。
そこで、記者も空のペットボトルを用意し自宅でやってみることにした。ペットボトルは「HOT&COLD」と書かれていたりする温冷両用のものが良い。朝、飲むことも考えて中身はよく洗った。
あいにく温度計を持ち合わせていなかったので、ヤカンで沸かしたお湯を冷まして、だいたい勘の「60度」。容器に対して8分目くらいまでお湯を入れ、キャップをしっかり締める。
最後にタオルで包み、輪ゴムでとめてあっという間に完成。2本準備したが、作業時間はわずか1分だった。
ペットボトル湯たんぽを先に布団に入れて置いて、いざ就寝! 足を入れたらその気持ちよさに驚いた。ペットボトル2本分だけなのに、本当にほかほかでものすごく気持ちがいい。まるで、先に布団にもぐりこんだ猫が足元を暖めてくれていたかのような安心感があった。おかげで、のび太並みの速さで入眠できた。
寝相の良しあしが左右する?
この日の睡眠時間は7時間半。朝目覚めて足元のペットボトルを探すと、寝相が悪いせいか、2本とも布団の端っこのほうに移動していた。中のお湯はまだほんのり温かかったが、残念ながら、ツイッターで紹介されていた「体の芯まであたたまる」には程遠かった。 寝相のいい人なら、温かいまま朝を迎えられるのかもしれない。
ごそごそと布団の中で一口飲んでみると......やっぱりぬるい。でも、起床時はのどが渇く。目覚めたら一歩も動かず、布団の中で水分補給ができるってなんて幸せなんだろう。ズボラな記者はそこに感動してしまった。
とても気に入ったので、通勤時もカイロ代わりにコートのポケットに1つ入れた。会社に着くころにはぬるくなったが、このペットボトル湯たんぽはなかなか使える。この冬重宝しそうだ。