「豚の生姜焼き」めぐる大ギモン 和食・洋食・中華、いったいどれなの?
[となりのテレ金ちゃん-テレビ金沢]2018年11月6日放送の「仰天コロンブス」のコーナーで、豚の生姜焼きについて調査していました。
飲食店で、よく見かける豚の生姜焼き。和食、洋食、中華それぞれのお店で特徴を調べました。
日本の家庭料理から生まれたメニュー
ある調査によると、豚の生姜焼きは、「ランチに食べたい定食」ランキングで、第1位の「ハンバーグ定食」に続き、第2位。唐揚げやとんかつ、焼肉よりも人気のメニューという結果でした。
みんな大好き、豚の生姜焼きですが、メニューに加えている飲食店は多く、和食、洋食、中華どのお店にもありました。
県内のとある中華料理店では、豚の生姜焼きは、肉と野菜を素揚げして、中華醤油、豆板醤などのタレにからめたものです。大きな玉ねぎやパプリカが特徴でした。
もともと中国に生姜焼きはなく、メニューにも載せていなかったのですが、お客さんの要望で生まれたそうです。
また、別の洋食店では、「ポークジンジャー」という名前で提供されていました。厚めの豚肉に小麦をまぶしてソテーし、生姜ダレをからめます。
ナイフとフォークを使って食べますが、生姜をベースにしたタレは日本独特の料理だそうです。事実、米国人は「ポークジンジャー」という言葉を知りませんでした。
そして、また別の和食店では、薄めの豚肉に白菜、タマネギを加えて炒め、タレをからめた優しい味。
生姜は肉のニオイ消しとして、昔から家庭料理で使われており、そこから定食屋の定番メニューとなったそうです。和・洋・中とさまざまな料理にまで浸透する人気ぶりはすごいですね。(ライター:りえ160)