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今年も「埼玉県民の日」がやってきた!  地元はお祭り騒ぎも...他県民「ナニソレ?」

Jタウンネット編集部

Jタウンネット編集部

2018.11.14 15:33
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盛り上がっているが......実はローカルな風習?

埼玉県庁はさいたま市の庁舎を一般開放し、こども動物自然公園(東松山市)や西武園ゆうえんち(所沢市)など県内の多くの遊園地や文化施設が埼玉県民でなくても入場無料。県内の私鉄がこの日1日自由に乗り降りできるフリー乗車券を各社で発売するといった状況だ。

さらに東京都内のサンシャイン水族館でも、毎年恒例の埼玉県民への入場料割引を実施。日頃から埼玉県民が多く集まってくる池袋における埼玉の影響力の大きさがここにも現れている。

こんな風に、埼玉では行政・企業・県民がこぞって11月14日を楽しもうとしている。

休日を満喫する埼玉の皆さんだが、「県民の日」がこれほどまでに盛り上がるのは珍しい。例えば11月14日は大分県でも「大分県民の日」になっているのだが、特に学校が休みになるわけでもイベントがあるわけでもなく、普段と変わらない一日の模様。

埼玉県と全く同年同日に大分県が誕生した由緒ある日であるのだが、地元でもあまり浸透していないのが現状のようだ。

そもそも「都道県民の日」が47都道府県すべてで制定されているわけではない。例えば関東地方では神奈川以外の1都5県で制定されているが、近畿地方では三重県で制定されているにすぎない。全国的に見ても東日本に多く西日本で少なく、九州でも大分県のみの制定である。

こうしてみると、「県民の日」は東日本、その中でも首都圏特有のローカルな日といえるのかもしれない。

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