「住みたい都道府県」、3年ぶりに調査してみた →あの県が首位に!
中国地方からあの県が
「住んでみたい」都道府県については、は15年に同様のアンケートを行った。その際は、福岡県が1位だったが、今回で1位になったのは「岡山県」だ。
山陽新聞(ウェブ版)が17年5月30日に公開した記事によると、16年度に県外から岡山県に移住した人は前年度比919人増の1845世帯、2773人にのぼった。この年まで移住者が3年連続も増加していることからも人気の理由がうかがえる。
移住者の理由について、県内の各市町村窓口が転入者向けに行ったアンケートによると、「災害が少ない」や「気候が温暖」が理由に挙げられていた。市町村別の転入者数は岡山市が396人で最も多く、倉敷市307人、井原市217人と続いている。
2位には3年前と同じく沖縄県(188票)。温暖な気候とビーチに代表される島国が再び上位に食い込んだ。続いてさまざまな機能が集中する東京(115票)、広大な土地と豊かな自然が魅力の北海道(109票)と2位から4位は3年前の調査と同じ順位だ。
5位には永遠のオシャレタウン横浜や古都・鎌倉、夏のメッカ湘南地域を要する神奈川県(107票)、前回首位の福岡県(107票)が並んだ。
2位以下は福岡が5位に降下した以外は同じ顔ぶれ。根強い人気を保った。
今回の調査で残念ながら最下位になったのは2県。秋田県と山形県が揃ってワーストになった。続いて青森県、岩手県、群馬県が同数で並んだ。
秋田県は前回の調査でも46位となっており、ふたたび下位にとどまる結果に。山形県は初のワースト入りだ。
この結果を見ると、沖縄県や北海道といった自然環境で強みを持ち県が人気を集める一方、都心からの近さや交通アクセスの便利が「住みたい」と思わせる大きな要因なのかもしれない。
10位までには大阪府や埼玉県、千葉県もあることから、自身の就業状況を踏まえた現実的な考えから、大都市の近郊を選択した読者が多かったのかもしれない。