「小松空港」実は本当の名前があった

[となりのテレ金ちゃん－テレビ金沢]2018年9月3日放送の「仰天コロンブス」のコーナーで、小松空港の正式名称の話題がありました。

石川県民はもちろん、他県の人も呼びなれている「小松空港」。実は正式名称ではないのです。

小松空港（Hideyuki KAMONさん撮影、flickrより）

滑走路を自衛隊と共用している

石川県の空の入口、「小松空港」。道路などの案内板にも「小松空港」と記載され、その呼び名も浸透していますが実は正式名称ではありません。

空港の方に話を伺うと「小松飛行場」というのが正しい名前なのだそうです。実質の違いはありませんが、空港法で定められているそうです。

羽田空港や関西国際空港など、国や自治体、会社が設置管理している公共用の飛行場は「空港」というのですが、自衛隊が設置管理する共用空港は法律上「飛行場」といいます。

小松空港も航空自衛隊小松基地の自衛隊機と滑走路を共用しているので「飛行場」が正式な名称になるということ。

しかし、「小松空港」が浸透しているので国交省なども、あえて否定はしていないそうです。

航空自衛隊小松基地は1961年に設置された日本海側唯一の戦闘機部隊が所属している基地で、日夜訓練を行っています。

いざという時のために汗を流している自衛隊の皆さんのためにも「飛行場」という名前を広げてみたいですね。（ライター：りえ160）