旅慣れた人は、関空より「神戸空港」が良い...かも?
このところにわかに注目を浴びるようになったのが、神戸空港である。きっかけは台風21号だ。関西国際空港が被害を受け、一時閉鎖された。取り残された乗客を高速船でスピーディに運んだ先が、神戸空港だった。
2018年9月7日、関空では国内線と国際線の一部の運航が再開されたが、第1ターミナルビルとA滑走路の再開は未だ見通しが立っていない。関空が本格復旧するまでの間、大阪国際(伊丹)空港と神戸空港を代替利用する政府の方針が示された。それによって、伊丹と神戸にかなりの便が振り替えられる可能性が出てきた。訪日外国人観光客(インバウンド)の減少を少しでも食い止めようという意図があるからだ。
かつて関西を代表する国際空港であった伊丹はともかく、2006年に開港した神戸空港は、まだまだ知られてない。そこで神戸空港について調べてみた。