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ひと目見たら忘れない「ブツブツくんとブツブツちゃん」 九十九島のPRキャラ、なぜこうなった

Jタウンネット編集部

Jタウンネット編集部

2018.07.06 11:00
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「くまモン」、「ふなっしー」「ちぃたん☆」......、ここ数年で、大きな注目を浴びているのが、いわゆる「ゆるキャラ」をはじめとするPRキャラクターだ。チキンラーメンのひよこちゃんなどは言うまでもないが、内輪ネタで恐縮だが、かくいう弊社(ジェイ・キャスト)にも「カス丸」というキャラクターがいるほど。どこも可愛らしいキャラクターや、愛嬌のあるキャラクターなどを擁しているものだ。

長崎県佐世保市の佐世保港から北、平戸までの約25kmの海域に広がる208もの島々である「九十九島(くじゅうくしま)」も、その例にもれずキャラを有している。1955年には西海国立公園に指定されており、日本一の島の密度を誇る、美しい自然を有する観光名所の1つながら、キャラのデザインを見てみると、なんだかおかしい。

じゃがいものような質感である。左がブツブツくん、右がブツブツちゃん(画像はプレスリリースより)
じゃがいものような質感である。左がブツブツくん、右がブツブツちゃん(画像はプレスリリースより)

1年契約でリゾートが繁盛しないと「クビ」

九十九島のキャラクターが、先の写真にある「ブツブツくん」と「ブツブツちゃん」だ。島をモチーフにしているといい、ゴツゴツしていて「キモかわいい」のが特徴だとか。

......もう少し可愛くなりそうなところ、なぜこのような容姿になってしまったのだろうか。Jタウンネット編集部は2018年7月5日、九十九島パールシーリゾートの営業部担当者に取材したところ、

「PRキャラクターというと通常可愛いものが多いので、埋もれてしまうリスクがあると考えました。そこで、インパクトのあるキャラクターにしようという話になりました」

と説明してくれた。九十九島のPRは15年からスタートしているが、ブツブツくんとブツブツちゃんが誕生したのは18年6月22日だという。

「今後は弊社の媒体に出るほか、着ぐるみも作成してイベントにも参加させたいと思っています」

実は2人(2島?)は、パールシーリゾートの来場者数が少なかったら1年でクビを切られてしまう契約を結んでいるという。

それもあってか、7月6日からYouTube上で1本の動画が公開されている。ブツブツくんとブツブツちゃんがラップで九十九島の魅力を伝えるもので、途中、

「実は僕ら......1年契約なんです」
「お客さんの少なかったら、PRキャラクターはクビになるとですぅ......」

と情に訴えながら来客を図る部分もあるなど、その必死さがひしひしと伝わってくる。

この動画以外にも、7日からは「登場篇」「遊覧船篇」「海きらら篇」「森きらら篇」のテレビCM計4本もYouTubeで視聴可能となっている。

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