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LINE拡散で話題の「座敷わらし」、本当はどんな妖怪なのか

Jタウンネット編集部

Jタウンネット編集部

2018.06.19 08:00
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そんなに悪いモノなの?

まず、「緑風荘」の公式サイトを見ると、

「古くから岩手県や青森県の南(南部藩)を中心に伝わる子どもの姿をしている精霊的な存在とされている」

とある。住みついた家や、目撃者に幸運をもたらす存在として伝えられているそうだ。むしろ、見たらラッキーな存在らしい。

ほかにも、岩手県内で座敷わらしの逸話がある別の旅館では、火の神様として、火事の前触れを知らせたり、炎を防いだりする力があると伝えらていることがわかった。

次に、「ゲゲゲの鬼太郎」で知られる、水木しげるさんの『妖怪大百科』(小学館)をチェック。本の中では、「家に住む妖怪」として紹介されていて、

「東北地方にいる妖怪で、天じょう裏や古い土蔵のなかに住んでいる。子どもには姿が見えても、おとなには姿が見えないというふしぎな妖怪だ」

とある。100年以上も昔は東京にも目撃談があったと書かれていて、火事があったとき、荷物が燃えないように蔵の中に入れるのを手伝ってくれたりしたとか。

編集部の周辺で、座敷わらしのイメージを聞いてみても、「見たら幸運が訪れるんでしょ」「悪いモノというイメージはないですね」といった意見ばかりだった。

あわててシェアしてしまう前に、一度、深呼吸したいものだ。

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