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「小イワシの刺身が食べたい」 広島出身記者は、築地へ向かった

Jタウンネット編集部

Jタウンネット編集部

2018.06.09 11:00
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東京で魚といえばあそこですよね

東京で魚といえば、何かと話題の築地市場だろう。都内の魚屋を転々とするよりは、確実そうな気がする。

ということで6月某日、記者は築地市場で小イワシ探しを敢行してきた。どうせなら早起きして早朝から行けばよかったのだが、午前7時より前に起きるとその日1日は何もできない記者には無理な話だ。この時点ですでに破たんしている気もする。

なんとか9時過ぎには場内にたどり着いたものの、すでに終了ムード。その上、素人の記者が何のアテもないままさまようので、当たり前だがまったく見つからない。仲卸店の人に尋ねてみるも、仕入れているところがない。

「生のカタクチ? 刺身に? 他にもいい魚あるのに......。マイワシならよく入るけどねえ」

という反応も。まあ、眼の前でマグロのサクを売っているのに、刺身にしようと小イワシを探す素人なんてそうそういないだろう。「○○さんとこなら入れてるかも」という言葉を頼りに、まるでゲームのお使いクエストのように巡ってみるものの、すべて不発に終わった。

一応場外にある鮮魚店も一通り巡ってみたものの、小イワシには巡り会えず。むなしく手ぶらで戻ることに耐えられず、ターレ(ターレット)のカプセルトイと日高昆布を買ったのだった。

自走するんですよこのターレ!
自走するんですよこのターレ!

あとで関東農政局の漁業統計を見てみると、比較的イワシ類の水揚げ量が多いとされている茨城県波崎港や千葉県銚子港でもマイワシが大半で、カタクチイワシは品目にも入っていない。築地まで運び込むより、地元の市場で消費されてしまうのか。

これはちょっと戦略を変えなければ難しそうだ。記者が東京で小イワシの刺身を口にすることができるのか。記者の模索は多分もう少し続く予定だ。

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