失われゆく「ソフトめん」 給食で食べたことある?【都道府県・世代別投票】
小学校の給食で、皆さんが好きだった料理は何だろうか。「カレーライス」「あげぱん」「わかめごはん」などの食べ物が挙がるところ、なかに、「ミートソーススパゲティ」を挙げる人もいるだろう。そして、給食のスパゲティと言えば、あの柔らかな、独特の麺......そう、あの「ソフトめん」を思い浮かべたのは筆者だけではあるまい。
しかし、そんな風に想像できる子供たちは、現代にそう多くないという。
この「ソフトめん」が注目を集めたのは、2018年4月23日の「ZIP!」(日本テレビ系)内の、学校で無くなったものに関する特集で、黒板や百葉箱といった「絶滅危惧種」のなかに、「ソフトめん」が挙げられたことにある。
「ソフトめん」は、1960年代から学校給食に登場。長く給食のスパゲティの麺といえば「ソフトめん」というイメージを筆者は持ち続けていたのだが、現在は普通のパスタなどが提供されていることも少なくないという。
滋賀県では一般向けに「近江ソフトめん」が販売されたり、静岡県御前崎市には学校給食を食べられる店「がっこーにいこう!」があるなど、学校給食以外の場で「ソフトめん」を食べる機会もありながら、以前に比べて「ソフトめん」に出会う機会は少なくなっている。
事実、東京都の学校教育会の公式ホームページには、都の学校給食で用いる食品に関するリストが掲載されている。「ソフトめん」は2016年12月時点で記載が無くなっており、給食の「規格」からも外れた格好だ。
いつの間にか日の目を見ることが少なくなった「ソフトめん」――はて、皆さんは給食で見たことがあるだろうか。
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