「青森県民が塩分摂取量過多なのは、ラーメンのスープを飲み干すから」って本当?
自分の暮らす都道府県の平均寿命を把握している、という人はあまりいないと思われるが、長寿県となると、滋賀や長野の名前が思い浮かぶ。さらに、平均寿命が最も短い、いわゆる「短命県」も、知っている人は少なくないだろう。そう、青森だ。
なぜ青森が短命なのかについては、県や厚生労働省などが調査を行っている。代表的な要因として挙げられるのは運動不足、野菜不足、喫煙習慣、そして塩分摂取量の多さだ。
特に塩分摂取量が多い理由について、よく見かけるもののひとつに、「(青森県民は)ラーメンをよく食べ、スープも残さず飲む」というものがある。ただ、県全体の塩分摂取量に大きく影響するほど、誰もがラーメンを食べてスープも飲み切る、なんてことがあるのだろうか?