ゴルゴ、ルパン三世、メーテル... 名作の「マンガこぼし」、明大米沢図書館にずらり
仏在留邦人の呼びかけで始まった震災復興支援の一環
マンガこぼしの展示会は、震災復興支援として始まった「おきあがりこぼしプロジェクト」の一環だ。

フランス在住のファッションデザイナー高田賢三さん(79)が2013年、アラン・ドロン、ジャン・レノといった仏著名人に呼びかけ、福島県会津地方の伝統工芸品に絵付けをしてもらった。倒しても起き上がることから、被災地を勇気づけようというムーブメントだ。
フランス、スペインなどで巡回展を行い、14年からは日本漫画家協会の作家も加わると、漫画人気もあって各地で大きな反響を呼んだ。日本でも、広島で展示会が開かれ、今回、18年2月9日から5月20日までの日程で、東京でも開催の運びとなった。
題して、「おきあがりこぼしプロジェクト 明治大学展 100人超のマンガ家によるかわいい社会支援」。展示されたマンガこぼしは165点あり、うち日本の漫画家の作品は120点強を占める。
ゴルゴ13のマンガこぼしのほかに、モンキー・パンチさんの「ルパン三世」、松本零士さんの「銀河鉄道999」に登場するメーテル、といった名作漫画のキャラが並んでいる。これらは、漫画家が直に絵付けして作った作品だ。

これらの「おきあがりこぼし」は、何らかの形で入手したりできるものなのだろうか。