「おじゃMAPどーなった」「再放送を!」 石川テレビ、突然の中断でファン悲鳴
操作ミスだとし、お詫び文で「再放送する方向で検討」
放送中断で視聴者に迷惑をかけたとして謝罪し、「今夜の『おじゃMAP』につきましては、再放送する方向で検討しております」と説明している。
石川テレビでは、1月10日に落雷による送信鉄塔の火災から放送が中断するトラブルを起こし、総務省から再発防止などを求める行政指導を受けた。3月8日現在も放送が視聴できない世帯がある。しかし、ホームページ上のお詫び文では、「鉄塔事故との関係はございません」としている。
石川テレビの担当者は3月8日、Jタウンネットの取材に対し、放送中断の原因をこう説明した。
「東京などから番組を受ける回線と映像素材を受ける回線があり、使い勝手のよさなどから同じパソコンで操作していました。今回は、福井テレビからニュース映像を受ける際に、誤って番組を受ける回線で予約してしまったことから放送が中断してしまいました」
ニュース映像は、福井県内で7日に冬山登山をしていた石川県内の男性が沢に落ちて死亡したというものだった。スタッフがすぐに気付いて、金沢市内を映す天気カメラに切り替えたため、この映像は流れなかった。5分で予約していたため、番組は自動的に復帰したという。
石川テレビでは、「今後は、ミスを起こさないように、パソコンで番組を受ける回線を選べないようにするなどの再発防止策を検討したい」と話している。