16kmで630円! 東葉高速線の運賃は、なぜ高いのか
2018.02.26 18:00
「返済は43年後の予定」
運賃が高い理由は、「工事費の3000億円の返済にあてるため、その分運賃に転換しているため」としている。
東葉高速鉄道は、1984年に着工し、完成したのは1996年。工事時期がバブル真っ盛りだったということもあり、地価は現在より高く、用地買収の経費も高騰。また、高金利だったことも影響し、経費は3000億円にまで膨れ上がった。
工事自体は日本鉄道建設公団が行ったものの、経費の返済義務は同線を運営する同社が負うことになり、返済のために運賃を高めにしているという。
だが「高くしても返済にはまだまだ時間がかかります。43年後(2061年)をめどに返せそうです」と話した。