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そだねー! カーリング女子にあやかって、「赤いサイロ」でおやつタイムしてみた

松葉 純一

松葉 純一

2018.02.20 17:00
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羽生結弦選手と小平奈緒選手の金メダル獲得で、平昌五輪も俄然盛り上がりを見せている。さまざまな種目で、日本選手の健闘が続いているが、その中でも注目を集め始めているのが、カーリング女子だ。強豪国を相手に接戦を繰り広げ、粘り強く勝利を積み重ねている。

そんな日本チームの魅力は、とにかく明るく前向きな姿勢だ。「そだね~」と大きな掛け声を響かせ、一心不乱にプレイに集中する。どんなに不利な状況でも、「そだね~」「そだね~」と明るく相づちを打ちながら戦う。

そんな彼女たちがゲームの間にとる「作戦会議(別名:おやつタイム)」が話題になっている。2018年2月19日に投稿された、次のようなツイートがきっかけだ。

「赤いサイロ確かに食べていただいてます!!」というコメントが添えられているが......、「赤いサイロ」とはいったい何だろう?

「強さとチームワークはこれなのね」「そだね~!」

これが噂の「赤いサイロ」(写真はJタウンネット編集部撮影)
これが噂の「赤いサイロ」(写真はJタウンネット編集部撮影)

冒頭のツイートに関して、こんな声が寄せられている。

「赤いサイロ食べてるのいいね!www」「『赤いサイロ』美味いんだよなあ」「強さとチームワークはこれなのね」などといった感想だ。道民からの反応が多いようだ。

どうやら「赤いサイロ」は北見市の名産品らしい。そこでJタウンネット編集部は東京・有楽町にある「北海道どさんこプラザ」に駆けつけた。

平日の午前中だったが、店内は混み合っていた。店員さんに「北見の赤いサイロってありますか?」と尋ねると、「あそこです」と示し、「カーリングの試合中に、選手たちが食べているのはこれです」と付け加えた。

「カーリングの女の子たちはほとんど北見出身なんですよ。正確には、常呂(ところ)という地区で、オホーツク海に近いところです」

北見市は北海道東部にあり、北見盆地を経てオホーツク海に至る、東西110キロもある広大な面積を持つ。常呂地区はオホーツク海とサロマ湖に面している。

「テレビ局から取材の申し込みが入っているので、明日辺りは売り切れになっちゃうかも......」という店員さんの話を聞いて、「赤いサイロ」を購入した。5個入り840円(税込)だった。

「赤いサイロ」はおいしい。「そだね~!」(写真はJタウンネット編集部撮影)
「赤いサイロ」はおいしい。「そだね~!」(写真はJタウンネット編集部撮影)

パッケージを開けてみると、中から出てきたのはこんがり焼けたチーズケーキだった。一口食べると、それほど甘くない。くどくない、重くない、軽やかなケーキである。

これならカーリング女子たちのゲーム中の栄養補給には、ちょうど良いかもしれない。長期戦になっても、スタミナ切れになることもなく、最後まで集中できる秘訣はこんなところにあるのかもしれない。

「あれマジうまいからおやつに持っていくのわかる」「おいしいよね!」と、道民たちの支持は熱い。「快進撃でメダルをめざせ!」と声援の方も熱い。

なお、「赤いサイロ」を食べながら、カーリングを応援したい人は、「北海道どさんこプラザ」で手に入れてほしい。売り切れていないことを祈る。

「赤いサイロ」は、北見市の「清月」という洋菓子店が製造販売している。ちなみに「赤いサイロ」とは、北海道の乳製品のシンボルである、レンガでできた牧草の貯蔵庫が由来である。

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