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支度金100万円、家賃補助月6万円! 沖縄・浦添市、県外保育士に「3年間のプチ移住」アピール

野口 博之

野口 博之

2018.01.23 22:00
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「沖縄に遊びがてらに3年ぐらい行ってみたい人は多いはず」

浦添市が計画に基づいて17年12月から臨時職員を募ったところ、県外の人22、3人から問い合わせなどがあった。このうち、18年1月12日の締め切りまでに14人が応募してきており、市では、この中から臨時職員10人を選びたいとしている。

市内の私立認可保育園のうち4、5園が県外からの保育士を希望しており、市では、近く追加で計画に基づいた募集を始めることにした。この場合も、支度金100万円や家賃補助月6万円は支払われる。締め切りは2月9日になる予定。

市立保育所3か所では、保育士が計80人ほど働いている。そのうち、30人ほどが正職員で、50人ほどが臨時職員になる。臨時職員は、18年4月から県外からの採用者と同じ額の日当が支払われるが、支度金や家賃補助は受けられない。しかし、市が臨時職員にアンケートしたところ、「人が増えると休みが取りやすい」「シフトを組むのが楽になる」と肯定的な声が多かったという。

なお、正職員は、臨時職員と違って、昇給やボーナスもある。しかし、市全体の職員定数が決まっており、ここ5、6年は採用できていない。

県外からの臨時職員は、3年間が終わると、支度金や家賃補助がなくなり、ほかの臨時職員と同じ1年の契約更新になる。ただ、状況がよければ、保育所や保育園で正職員になれる可能性はあるそうだ。市の保育課では、「沖縄に遊びがてらに3年ぐらい行ってみたいという人は多いでしょう。今回の募集が、市内定住へのきっかけになればと思っています」と話している。

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