東京なのに「電車がシカと衝突」 どれくらい生息しているのか聞いてみた
青梅線で電車がシカをはね、中央線にも影響
JR東日本八王子支社の広報課にJタウンネットが聞いたところでは、東京都青梅市内のJR青梅線・軍畑(いくさばた)―沢井両駅間で2017年10月19日5時59分ごろに衝突事故は起きた。
青梅発奥多摩行き下り普通電車がシカをはね飛ばし、緊急停車した。この影響で、青梅線が一時ストップし、この電車が折り返しの東京行きだったため、中央線の快速電車にも遅延が出た。電車は、車両点検と周囲の安全確認を行ったうえで、6時9分に運転を再開した。なぜシカがいたのかなど、状況については分かっていないという。
通勤途中の乗客が多い中央線まで影響が及んだため、ツイッター上では、その遅延原因に驚きの声が上がった。
青梅線遅延の原因が鹿??と衝突って...#青梅線 #鹿 pic.twitter.com/HJI3VaNcOz
— Lusty11 (@lusty_11) 2017年10月18日
東京で鹿と衝突して電車遅延か...東京にも鹿、いたんだね
— ごまだれ@人狼online (@gom_adare) 2017年10月19日
鹿と衝突で遅延て東京とは思えない。
— kon (@BlueForestFOX) 2017年10月19日
19日朝にツイッターでトレンド入りするほどだった。とはいえ、青梅市など多摩地区と見られる人からは、特に驚きはないとの声も出ている。青梅線などでは、シカなどとの衝突事故が多いためだ。
JR東日本八王子支社によると、17年度の4~9月上半期は、シカを含めた衝突事故が管内で約70件も発生している。そのうち、シカとの事故は、約8割を占めるほど多い。
それも、管内で年々増加傾向にある。