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「北海道の夏終了」「今年夏あった?」 氷点下近く一部で下がり、「もう冬」の声も

野口 博之

野口 博之

2017.09.01 20:00
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8月に曇りの日が多く、夏が短い印象に?

気象情報によると、9月上旬は寒い日が続く模様だ。台風15号が北海道の東側を通過すれば、吹き返しの北風で気温が下がり、9月4日ごろには大雪山で観測史上最も早い初冠雪を記録する可能性があるとする気象ニュースもあった。

北海道では、秋が短いとされ、「もう冬になってる」との声も出ている。

気象庁の札幌管区気象台は9月1日、夏(6~8月)の天候を発表した。それによると、6月は雨が多く、7月は晴れて暑い日が一部で続いたが、8月は、上旬と中旬にオホーツク海高気圧からの冷たく湿った気流が流れ込んで、曇りや雨の日が多かった。

札幌管区気象台の地球環境・海洋課は1日、Jタウンネットの取材に対し、天候についてこう話した。

「8月に曇りの日が多かったこともあって、夏が短かった印象があるのでしょう。しかし、3か月を平均すると、日照時間は平年並みになっています。9月下旬には、氷点下になるところも出てきておかしくないですが、上旬や中旬にはほとんどないでしょう。9月上旬に初冠雪を観測する可能性については、何とも言えませんね」

なお、気象情報では、北海道の9月中旬、下旬は、気温が平年並みか高くなり、9~11月の3か月は、季節の歩み方は平年通りとなる予想だ。

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