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醤油をこぼしても汚れない! 長野産シルクを使った「西陣織ネクタイ」が大反響

野口 博之

野口 博之

2017.08.24 11:00
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着物に使われる撥水加工をネクタイに転用

長野県産シルクを使ったネクタイ(以下同じ、写真は布施一さん提供)

長野県産シルクを使ったネクタイ(以下同じ、写真は布施一さん提供)

黒、白、水色、紺、赤......。布施さんが2017年8月21日にアップした写真には、こんな色鮮やかなネクタイがずらりと並ぶ。どこかしっとりとした味わいがあるようだ。デザインは、京都・西陣織のメーカー「太平織物」から提供を受けており、ストライプや格子状のものもあった。

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日本で初めて国産シルクを使った撥水加工のネクタイだといい、京都・パールトーン社が開発した特殊加工が施されている。通常は着物に使われるのをネクタイに転用したそうだ。布施さんは、まずはツイッターを通じ、国産シルクでは異例となる1本1万円で試験的に販売している。

シルクは、製糸業発祥の地として知られる長野県岡谷市にある製糸工場「宮坂製糸所」で作られたものを使う。ここは日本で唯一、手作業による伝統的な製法で作られており、工場は市立岡谷蚕糸博物館に併設されている。

9月には、ホームページを立ち上げて通販を始めたいとしており、製糸所内や地元の友人の店などでも販売したいという。

布施さんのツイートは、5万件ほどもリツイートされるほどの反響を呼んでおり、そのネクタイに期待する声が相次いでいる。

「風合いを落とさずにシルクのよさを生かす」
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