「ワンマン社長が街を私物化!ご近所は『家来』と化して...」(栃木県・30代女性)
栃木県のMさん(30代女性・パート)の近所は、権力を振りかざすワンマン社長により、とても「厄介」な場所になってしまったという。
Mさんが困っているのは、近所で小さな工場を営む70代の男性。近隣に住む50~60代の多くは、その工場でアルバイトをしているというが――。
平和な田舎を変えた、ワンマン社長の傍若無人ぶり、あなたはどう思うだろうか?
近所の誰も逆らえないワンマン社長
私の親世代の多くが、近所の工場で働いています。若い人でもなかなかバイト先が見つからないほどの田舎なので、働き口があるというのはありがたいのですが......。
その社長さんというのが、とんでもないワンマンなんです。そのワンマンぶりは工場内にとどまらず、プライベートな空間にも及んでいて、雇い主という立場を振りかざし、ご近所の誰が相手でもぞんざいな態度で接しています。さらにたちの悪いことに、「オレがこの街を食わせてるんだ」と自覚しているのです。
バイトしているご近所さんは、口々にこう言います。
夕食時に連絡なしに突然家に上がり込み、夜遅くまで自慢話をする。
私的な用事を日常的に命令する。出かける際には送迎させる。
時には、上がり込んだ先に気に入ったものがあったら持ち帰ってしまうこともあります。
王様のような気分なのでしょう。
当然、子供世代はそんな振る舞いを迷惑がり、ワンマン社長に抗議しようとしたり、命令を無視しようとしますが、飼いならされてすっかり家来になってしまった親世代は、そういった反抗を非常に嫌います。
我が家には工場で働いている家族はいませんが、ワンマン社長はおかまいなし。
今日も夕食時に現れて、「刺身が食べたい」と言い出しました。雇用関係もないので、言うことを聞く筋合いは全くありませんが、逆らってご機嫌を損ねると、家来気分のご近所から我が家に苦情が来てしまいます。
この田舎の小さな町内会は、暴君とその家来が住む、厄介な場所になってしまいました。