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テレビ「愛知県おかざき市...」 岡崎市民→「イントネーションが違う!」「ももクロと同じ」「マラソンだよ」「手羽先です」

Jタウンネット編集部

Jタウンネット編集部

2017.06.12 21:00
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愛知県岡崎市のイントネーションをめぐって、ツイッター上でちょっとした話題になっている。

発端は、2017年6月11日に放送された「ザ!鉄腕!DASH!!」(日本テレビ系)で、岡崎市の石工品についてのコーナーの際に、「おかざき」が標準語のイントネーションで読み上げられたことで、実際の発音はどの単語と同じ、といった指摘が地元民から上がっているのだ。

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「お↓か↑ざ↓き↓」ではなく「お↓か↑ざ→き→」

番組で岡崎市が取り上げられたのは、「DASHご当地PR課」のコーナー内。特産の御影石で水切り用の石を作り、岡崎市をアピールするという内容だった。

しかし、番組冒頭で岡崎市の紹介のナレーションが入ったところ、地元民はその内容よりもイントネーションの違いについて盛り上がり始めた。

ツイッターには、聞き慣れた地名を聞き慣れないイントネーションで発音されることに違和感を覚えた地元の人々により、岡崎の発音はあの単語と同じだ、という例が数多く投稿されている。

「岡崎」の発音は「お↓か↑ざ→き→」であり、「ももクロ」、「手羽先」、「マラソン」、「矛先」、「置き去り」などのイントネーションと同じなのだという。

愛知県出身の声優、松井恵理子さんもこの話題に参加し、

と、イントネーションの違いについて解説した。

「平板型」は、最初の音が低く、次の音で高くなりそのまま下がらないイントネーションで、「中一高型」は、低い音で始まり、高い音を経てまた低くなるイントネーションのことだ。

こうしたイントネーションの違いに関して、国立国語研究所の公式サイトに掲載されている広報紙「国語研の窓」2001年10月1日発行の第9号の「アクセントの平板化」の解説で、

「平板化がいち早く起こるのが,その単語を普段からよく使う人たちの間であり,ある種の単語のアクセントを平板化することが,その分野によく通じていることの目印になる」

という指摘を紹介している。「岡崎」を使い慣れている地元民が「平板型」で発音し、外部の人がそうでないイントネーションで発音してしまう背景には、この「平板化」も関係していそうだ。

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