テレビ台、射撃場、化粧台... ビルにあった「壁沿いの区切られたスペース」、何のために使うの?
たまに見かけるこのスペース、かつてあるものが置かれていたのだが、いまやなんのためか分からない人も居るかもしれない――こんなツイートが2017年4月26日に投稿され、話題になっている。
とあるビルの地下で見つけたこのスペース、なんのためのものかわからない人、そろそろいるかな? pic.twitter.com/hKI2wG8HPq
— MURAOKA Taro (@kaoriya) 2017年4月26日
投稿された画像にとらえられていたのは、ビルの地下で見つけたという、腰ほどの高さの台をガラスで仕切った場所だ。つるつるとした質感のタイルで覆われていることから、一見すると荷物置場か化粧台を思わせる。
ヒントは「埋め戻された穴」と「端子」
その後、投稿者が、ヒントとして埋め戻された穴と壁に取り付けられた何らかの端子の画像を追加すると、徐々に正体が明らかになっていく。
ヒントは埋め戻されたこの穴。 pic.twitter.com/qDsZwzUVPr
— MURAOKA Taro (@kaoriya) 2017年4月26日
大ヒント。下のスペースにあるこの端子。 pic.twitter.com/MQKkdlyCAD
— MURAOKA Taro (@kaoriya) 2017年4月26日
このツイートには、テレビ置場、分煙の化粧台、射撃場、刑務所の面会スペース、はたまたラーメンチェーン「一蘭」の「味集中カウンター」など、正体を知ってか知らずか、さまざまな反応が寄せられた。
@kaoriya これはきっと、ブラウン管TVがおいてあったのでしょう
— ブームAOI (@boom_aoi) 2017年4月26日
ほ、ほらまだ手軽なものじゃないし、(震え声)
@kaoriya 台のキレイな感じと片方禁煙って書いてないとこからすると、分煙用のイートインスペースか化粧台かな(すっとぼけ)
— すぴにゃん ∧_∧ (@supistar) 2017年4月27日
@kaoriya 射撃場の名残 pic.twitter.com/pvKROWz4i3
— 凌弥 (@kanikanikani02) 2017年4月28日
@kaoriya @mix1910 ( o? .? o? )FF外から失礼します。
— BBRさん@VAPE沼底 (@penginsamurai43) 2017年4月27日
面会スペースがあった名残ですね。 pic.twitter.com/L85sa2LS01
@kaoriya 集中してラーメンを味わえるようにしてあるスペースですよね? :D
— Daisuke Maki (@lestrrat) 2017年4月26日
最後に答え合わせをすると、これは公衆電話のかつての居場所だ。かつてはどこにでも見かけた公衆電話だが、携帯電話の普及に押され、多くが撤去されていった。生まれた時にはすでに携帯電話に囲まれ、成長してからはスマホを使いこなすという世代がいる以上、今後はこういった「謎のスペース」や「謎の物体」が増えていきそうだ。テレホンカードなんかはもう危ないのではないだろうか......。