【エイプリルフール】町田=神奈川県である証拠、ついに発見! 東京都から近く離脱へ
2017.04.01 00:00
幻の古文書にも「東京都が町田をだまし取った」
土偶だけではありません。
最近発見された「相模国風土記」の逸文からも、町田が本来神奈川県である証拠が見つかりました。
相模国の風土記は奈良時代に朝廷の命で作られたものの、散逸してその内容が知られていませんでした。ところが、ある民家に伝わる古文書から、その一部が見つかったのです。
そこには、興味深い伝説が描かれていました。
むかしむかし、武蔵国(現在の東京都など)にオオエドノミコト、隣の相模国(同神奈川県)にクロイワチヂノミコトという土地神がいました。クロイワチヂノミコトは、マチダヒメという美しい水の女神を妻としていたが、オオエドノミコトはこれを妬んでいました。 あるとき、オオエドノミコトはクロイワチヂノミコトが湘南に遊びに出た隙をついて、マチダヒメをさらってしまいました。マチダヒメは毎日泣き暮らし、その涙は現在の境川になったそうです。
この伝説について、民俗学者の宇租月太郎(うそ・つきたろう)さんはこう分析します。
「町田という土地の帰属をめぐり、古くから争いがあったことを示すものでしょう。少なくとも相模国では、町田はもともと自分たちのものだった、と考えていたことがわかります」