目玉焼きの調味料は...東京「醤油」 大阪「ソース」 京都「塩」
日本人は醤油好き過ぎ
全国的には醤油が圧倒的だった。
ソースや塩も善戦したが、両者合わせても醤油の牙城を崩すことは出来ない。
国内に一定数存在しているマヨネーズ愛好家、マヨラーやケチャップ好きを合わせてもびくともしない。
卵かけごはんの例を挙げるまでもなく、卵と醤油は極めて相性が良いとはいえ、日本人、醤油好き過ぎである。
その中で地域色、というよりも「キャラ」を守ったのが大阪だ。醤油にもそれなりの票が集まっていたが、それを抑えて首位に上り詰めたのはソースだった。
さすがは粉ものの郷、お好み焼きとたこ焼きが育てたソース支持団体は強力だ。
総合2位のソース、3位の塩を基準とした図を作成したところ、以下のようになった。
ソースへの投票率が高めの地域は全国にいくつかあるが、多くの場合は他の選択肢と票が分散していた。しかし、ソース派が37.7%を占める大阪では、票のばらつきがいい方向に働き、醤油派は26.1%に抑えられていた。貫録である。
こちらは塩バージョンの図だ。ソースが強かった大阪・兵庫と対照的に、京都・福井が塩が強いのは興味深い。うち京都は首位こそ醤油に譲ったが、塩が33.3%に達した一方、ソースは0%だった。投票率が高い地域の数はソースよりも減っており、広く浅く浸透しているといえるだろう。