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日本酒のラベルがかわいい!? KURAND×宝山酒造「酒を売る犬、酒を造る猫」が話題沸騰

松葉 純一

松葉 純一

2017.02.20 06:00
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犬猫コンビの物語、どんな展開が待っているのか......

「宝山酒造」の看板猫・ミー太(宝山酒造@2代目「二才の醸」醸造元公式アカウントより)
「宝山酒造」の看板猫・ミー太(宝山酒造@2代目「二才の醸」醸造元公式アカウントより)

電話で答えてくれたのは、「宝山酒造」の渡邉桂太さん。四代目蔵元である父・渡邉誠志さんの跡継ぎ息子だ。大学卒業後、群馬県の浅間酒造で3年間の蔵人修業を終え、現在、実家の蔵でベテラン杜氏の下で働いている。

「ツイッターで拡散された酒は1年前に造ったもので、すべてKURANDさんに買い取ってもらいました。ラベルのデザインもKURANDさんが依頼したイラストレーターが考えてくれました。その打ち合わせで話したストーリーがヒントになったようです」。

渡邉さんはこう語る。「実は、私は東京農大醸造科学科出身なんですが、学生時代に『収穫祭』という学園祭の実行本部にいました。部活みたいな雰囲気で、ある友人と仲良くなりました。それが縁で、いま営業担当として働いてもらっていますが、その営業先がKURANDさんだったのです」。

東京農大醸造科学科といえば、全国の酒蔵の子弟が集まることで知られている。また「収穫祭」は独特な踊りで知られ、学園祭として勇名をとどろかせている。そんな中で育まれた友情が、今回のプロジェクトのプロローグとなったようだ。

「酒造り担当の私は、あくまでも新潟にこだわっていきたいと思います。酒米も酵母も新潟産で、仕込水は地元の井戸水......と、新潟ならではの酒を追求していきたいと思っています」と渡邉さん。「しかし世の中のトレンドをキャッチしていくことも大切です。その役割を営業担当に期待しています」。

なるほど、新潟にこだわり続ける猫と、新たなトレンドを嗅ぎ当てる犬か。KURANDを舞台にどんなストーリーが展開されていくのか、楽しみだ。

ツイッターには宝山酒造から下のようなツイートが投稿されている。

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