壮大すぎる...広島交響楽団が演奏する「カープ・シンフォニー」
[Jステーション-広島ホームテレビ]2017年1月12日放送の広島HOMEテレビ「Jステーション」で、広島交響楽団の演奏会の模様が紹介されました。

赤に染まった会場で広響が応援歌を熱演、"夢のコラボ"に熱狂
カープの優勝を記念して11日夜、中区の広島文化学園HBGホールで、広島交響楽団が応援歌を元に作曲した交響曲の演奏会が開かれました。
交響曲のタイトルは「THE CARP SYMPHONY」。
野球の応援歌を元にして作られた、世界的にも珍しい交響曲です。
昨日開かれた演奏会は普段とちょっと様子が違いました。
会場に集まった大勢のお客さんは、赤い服を身につけてコンサートを鑑賞。
まるでマツダスタジアムのような雰囲気のなか、演奏される交響曲は、カープ球団設立から悲願の初優勝、黄金時代、そして低迷期を経ての25年ぶりセ・リーグ優勝と壮大なストーリーが音楽に込められていました。
会場には広島東洋カープの緒方孝市監督も駆けつけ、応援歌への思いを語りました。
緒方監督は、「心をひとつにして曲を完成させる姿は、今シーズン我々が目指すそのものの姿だと思います。2年連続のリーグ優勝、そして日本一目指して精一杯全力で戦っていきます」と会場のファンに誓いました。
最後は、応援歌でおなじみの塩見大治郎さんと南一誠さんもステージでマイクを握り、「それいけカープ」の大合唱で会場はひとつになりました。
鑑賞した人は、「とっても感動的でした。カープの歴史が手に取るようにわかって素晴らしい交響曲だったと思います」と言っていました。
そして応援と言えばおなじみの全国カープ私設応援団連盟、新藤邦憲会長もいらっしゃいました。
「気持ちが高揚してきて、はよ開幕がこんかのいう気持ちです」と言われていました。
マツダスタジアムでも、試合前に演奏をおこなっている広響ですが、悲願の日本一に向けてチームやファンの後押しをしてくれそうです。
シーズンの開幕が、待ち遠しいですね。(ライター:石田こよみ)