JR和佐駅の新駅舎、なんと「鉄パイプ」!? 低コストだけど、未来っぽくてかっこいい
和歌山県日高川町にあるJR西日本紀勢本線(きのくに線)「和佐駅」の新駅舎が、いま注目を集めている。
1930年、旧国鉄紀勢西線の開通と共に開業した和佐駅は、1985年以降、無人化していた。旧駅舎の老朽化が目立つため、新駅舎と新改札口の工事を施工していた。
2016年10月1日、利用開始がスタートした新駅舎は、鋼板製コルゲートパイプ製。丸みを帯びた屋根の斬新なデザインだ。コルゲートパイプは、軽量で、高強度、しかも低コストという利点がある。サイロや水槽、トンネルカバーなどに使われているが、最近は建築外壁材としても注目されているという。
駅舎の面積は13平方メートルとコンパクトだが、吹き抜けの室内には木製ベンチ、時刻表、ポスター掲示板、使用済み切符入れなど必要な設備を完備している。
「駅がドラム缶になっちゃった」
ツイッターには、この和佐駅に実際に訪れた人からの報告が寄せられている。
列車の車窓からホーム側から見たJR和佐駅の新駅舎と改札口が封鎖された旧駅舎 pic.twitter.com/NRuoWJlB4E
— あすか♂ (@sisyo10) 2016年10月2日
旧駅を建て替えてお目見えした、新しいJR和佐駅のエコ感がハンパない。駅がドラム缶になっちゃったwhttps://t.co/xluP4udO44 pic.twitter.com/nDutcIn5BU
— 田中邦裕 (@kunihirotanaka) 2016年10月9日
和歌山県日高川町にあるJR和佐駅の新駅舎が完成。軽量で丈夫な鉄製コルゲートパイプ(波形管)の下部を、地面に埋めた形になっている。
— コトリ2号@小鳥社 (@kotorideux) 2016年10月9日
https://t.co/cVD7n2pQOD pic.twitter.com/xezYRq3yep
JR紀勢線 和佐駅 新駅舎はコルゲートパイプ、無人駅の救世主なるか|日経コンストラクション https://t.co/Ia2VQA3Nkr pic.twitter.com/Yxg0QvY4mX
— matiere* (@matiere) 2016年10月23日
「駅がドラム缶になっちゃった」「軽量で丈夫な鉄製コルゲートパイプ(波形管)の下部を、地面に埋めた形になっている」などといった感想だ。
「エコ感がハンパない」という意見には、同調する人も多い。
和佐駅、イメージとの落差がひどい。イメージの段階ではまだお洒落っぽさがあったけど、完成写真はどう見てもパイプ。素材を隠す素振りもないw
— しろがね (@shirogane_ex) 2016年10月9日
>RT
待合室と言う扱いなら分かるけど駅舎と言われるとなんともいえんなこれ・・・ >きのくに線 和佐駅の駅舎が新しくなります!! https://t.co/YoB6iCy6zY
— NT/fiv|1030京都 城-04 (@ntfiv) 2016年10月24日
一方、こんな賛同の声もあった。
和佐駅のホーム、クッソチンケだけどこの発想は嫌いじゃないです
— せいんと・ぱぶろ・ちぇるりっく (@Chelreezy) 2016年10月24日
鋼板製パイプ1本でできているJR紀勢線和佐駅の新駅舎 | スラド ハードウェア https://t.co/dMGtOiNeiO
— Tom (@Tom_And_Kery) 2016年10月26日
ワイヤーフレームみたいなのを想像してたけど予想以上にステキだった
「この発想は嫌いじゃないです」「予想以上にステキだった」という賛成意見だ。これはこれでいいじゃないかという人も多いようだ。