兵庫県は多民族国家「ヒョーゴスラビア」である?
かつて東欧に存在した多民族国家「ユーゴスラビア」に兵庫県をなぞらえて語る「#ヒョーゴスラビア」というタグがツイッター上で流行している。兵庫県では内戦でも起こっているのだろうか...と覗いてみると、歴史ネタ、ユーモア、あるあるを絡めた大喜利が繰り広げられていた。
あのタレントのラスボス感
このタグでの大喜利が盛り上がったのは2013年8月ごろだが、2016年になって再度流行している。当時のツイートを発掘すると、ユーモアセンスの高いものが多くあった。
7つの県境(京都大阪岡山鳥取徳島香川和歌山)、6つの方言(摂津弁播州弁神戸弁淡路弁丹波弁但馬弁)、5つの旧国(摂津播磨但馬丹波淡路)、4つの新幹線駅(新神戸西明石姫路相生)、3つの空港(伊丹神戸但馬)、2つの海(日本海瀬戸内海)、そしてただ1つの心 #ヒョーゴスラビア
— ぷよ太郎 (@puyotaroh) 2013年8月23日
こちらはユーゴスラビアを語る際に使われる「7つの国境、6つの共和国、5つの民族、4つの言語、3つの宗教、2つの文字、1つの国家」のパロディーだ。
非地元民向け:良く分かるヒョーゴスラビアの地図。神戸は摂津(赤色)の下側に、佐用と赤穂は播磨(緑色)の左端にある。淡路島(青色)の南はすぐそこに徳島があり、大鳴門橋でつながってる。 #ヒョーゴスラビア pic.twitter.com/IIi9Lg8SK8
— @prime (@prime46502218) 2013年8月24日
ヒョーゴスラビア連邦共和国は多様な民族・文化が入り混じっており、構成主体はセッツィア、ハリマニア、タジマニア、タンバゴビナ、アワジネグロの5共和国と、サヨー、セッツィア=ハンシナビアの2自治州からなる。初代大統領はイトー、連邦首都はコーベグラード。 #ヒョーゴスラビア
— @prime (@prime46502218) 2013年8月23日
こちらのツイートでは、地域ごとに色分けされた兵庫県の地図が添付されている。大きさを比較する他県の存在が無いと、ヒョーゴスラビアの基本設定(?)も相まって、本当に1つの国のように見えてくるから不思議だ。
アワジネグロ共和国はヒョーゴスラビア連邦共和国を構成しているが 上 沼 恵 美 子 が 実 効 支 配 し て い る #ヒョーゴスラビア
— モンブラン (@montblanchtk) 2013年8月23日
関西で絶大な人気を誇るタレント、上沼恵美子ネタは鉄板だ。淡路島は自分の所有物という持ちネタから、ヒョーゴスラビアにおける支配者の1人として扱われた。内戦の続く多民族国家内で裏から実権を握っている人物......。映画なら間違いなくラスボスである。
また、ヒョーゴスラビアを題材にしたスマホアプリもあるらしい。謎の国、ヒョーゴスラビアを知るきっかけとなるかも......?
おもしろそう#ヒョーゴスラビア pic.twitter.com/u5zvGbrvTO
— わて (@wt_dx) 2016年7月30日