政治家の皆さんをバーコードバトラーで戦わせて、参院選の行方を占ってみました【前編】
2016.07.09 17:01
民進党は本自体あまりない
続いて、自民党とともに戦う公明党だ。最近出版されたばかりの、佐藤優さんと山口那津男代表の共著『いま、公明党が考えていること』(潮新書)を使う。
うーん......。
防御力は自民党B(麻生さん)に次ぐ高水準、体力もまあ目をつぶるとして、攻撃力が「200」! これではほとんどダメージを通せないだろう。自公コンビの行方に、やや不安が残る。
対するは民進党である。
正直、今回一番本選びに困ったのが民進党だった。なにしろ、岡田克也代表の近著はほとんどどこにも売っていない。しかもハードカバーなので高い。首脳陣の皆さんはもっと、自らの政権構想なんかをアピールするような本をどんどん書くべきではないだろうか(公明党だって出しているのだ)。
というわけで、しょうがないので民進党からは今回の選挙で改選も迎える蓮舫・代表代行にご出馬いただく。
うぎゃー、めちゃくちゃ弱い!
攻撃力がなんと「00」である。「現役」だったころも、こんな外れは引いた記憶がない。
これもあんまりなのでもう一人、やはり今回改選の有田芳生議員を。
うーむ。こちらも今ひとつだ。体力と攻撃力は自民党B(麻生さん)と遜色ないが、防御力が貧弱である。
与党もあれだが野党も微妙。なんだか、どっかで聞いた気がする。