看板娘の求人だった
一体何のアルバイトなのかと尋ねてみると、「3年前に亡くなった母が、大原女の衣装を着て看板娘として店先に座っていたのです。名物大原女として観光客とお話したり、写真に一緒に映ったりしていたのです」と女将さん。
大原女(おはらめ)とは、大原名産の薪やしば漬けなどを頭に乗せ、京都市内まで行商に出ていた大原の女性のこと。鎌倉時代から昭和初期まで続いていたのだそうです。
名物お母さんに次ぐ大原女の看板娘が誕生すれば、このアルバイト募集以上に反響がありそうですね。八瀬にお出かけの際には、ぜひお店を覗いてみてください。(ライター:青空繭子)