「おおさか生鮮の会」「自由飲酒党」...さすが大阪! 阪神梅田本店で開催中の「食品総選挙」
参議院選挙の投開票が2016年7月10日に迫るなか、大阪の阪神梅田本店では「食品総選挙」が盛り上がりを見せている。
同店の地下1階・阪神食品館の人気No.1を決める戦いとして、2013年に「第1回 阪神の食品総選挙」を開催。参院選やAKB総選挙のようにデパ地下を盛り上げたいという思いから始まった。
食と笑いで勝負...!
第2回目となる今回の選挙には、152店舗が立候補した。それぞれ「おおさか生鮮の会」「日本惣菜党」「甘党にっぽん」「スイーツで元気にする会」「自由飲酒党」の5つの政党に分かれ、政権を争う。
各党首はそれぞれの売り場のバイヤー担当。各政党で企画を出し合いながら選挙に挑む。ひねりの効いた政党名はもちろん、選挙ポスターやマニフェスト、さらには政見放送まで公開する徹底ぶり。「マンネリ食卓に新鮮力(おおさか生鮮の会)」や「無糖派層に甘味で挑む!(甘党にっぽん)」、「ケーキ製作、待ったなし(スイーツで元気にする会)」など、キャッチコピーも秀逸だ。
前回の覇者「クラブハリエ」を擁する「スイーツで元気にする会」に対抗すべく、各政党が有権者に「清き一票」ならぬ「旨き一票」の投票を呼びかけている。
このユニークな取り組みから、インターネット上などで「おもろい」「さすが大阪!」など話題となっている。同店の宣伝広報部の山口さんは「反響が大きく、たくさんの方にご投票いただいている」とコメントした。
投票方法は食品売り場で配布している用紙に、支持する候補店舗番号・名前、理由を記入し投票箱に投じる。投票期間は6月22日から7月10日。年齢制限はなし。
投票者には、抽選で「セバスチャン・ブイエ」焼き菓子セット、または18・19歳の人には「お鼻ケア専門店ミスハナコ」基本鼻ケアコース体験チケットが当たるチャンスも。
開票は10日、結果発表は13日に行われる。