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「騒音の発生源だと、お隣に誤解されて...嫌がらせの手紙攻勢、助けて!」(広島県・20代女性)

ご近所トラブル調査団

ご近所トラブル調査団

2016.06.17 21:00
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アパート・マンションでの騒音は、住民にとっては非常に大きなストレスだ。「犯人」に対して、怒りが募るのも止むを得まい。だが、そのぶつけ先を間違えると、問題は余計にややこしく――。

広島県のTさん(20代女性・公務員)の元に、騒音被害を訴える隣人がやってきた。だが、どう考えてもTさんには心当たりはない。そうこうしているうちに、隣人の行動はエスカレートしていく。

眠っているところに、いきなり隣人が

以前住んでたマンションでの話です。防犯を重視して、女性限定の物件を借りたのですが、そこで思わぬ怖い思いをする羽目になっちゃって......。

ある夜のことです。仕事で疲れた私は、少し早めに眠りについていたのですが、そこにピンポン、ピンポンと早いリズムでインターホンが鳴らされました。なんだろう――とりあえずカーディガンを羽織って玄関に出ると、そこには厳しい表情の女性が。右隣の部屋の方です。

彼女は私よりちょっと年上、長い髪をポニーテールにした、少し地味目な感じの人でした。廊下ですれ違っても会釈をするくらいしかお付き合いがなく、話すのもこれが初めて。それでも、その青白い顔からは、彼女が相当「怒って」いることがわかりました。

「前から気になっていたんですがっ。騒音がひどいんです! もう少し静かにしていただけますかっ!」

身に覚えは全くないのに...

いきなりのことです。それに、さっきまで寝てたものだから、頭が上手く働きません。とっさに、「は、はあ......すいません」。彼女はもう一度、私をキツくにらむと、さっさと回れ右して、自分の部屋に帰っちゃいました。

そのときは何が何だかわからなかったんですけど、布団に戻ってしばらく考えてみると、ようやく事情がつかめてきました。実は最近引っ越してきた左隣の部屋の方が、結構遅くまで音楽を鳴らしたりと、物音に無頓着なのです。どうもその騒音が、私の部屋越しに、右隣の彼女の部屋にまで届いていて、それを彼女は私が発生源だと勘違いしているらしいのです。

画像はイメージです(Wry2010さん撮影、Flickrより)
マンション4

私がやってるわけではないので、どうしようもありません。彼女には悪いですが、そのまま放ったらかしにしていました。

どうしようもないので放っておいていたら

でもそれが悪かったんです。だって、彼女から見たら、わざわざ文句を言ったのに、全然騒音が収まらないんですから。

しばらくして、ポストに彼女からの「お手紙」が入っていました。「どれだけこちらが苦しんでいるのか知っているのか」「許さない」「早くなんとかしろ」――手書きの文面を呼んだ時には、思わず背筋がぞっとしました。

こうなってくると、ますます今さら「私じゃないです!」なんて言いにくくなっちゃって......。そうこうしているうちに、次から次に彼女からのお手紙が。中身もエスカレートしてきて、ほとんど脅迫状に近い言葉がずらずらっと――。「このままでは何されるかわからない!」と怯えた私は大家さんに連絡を取り、濡れ衣だと伝えてもらいました。

その説得がなんとかうまくいったみたいで、彼女からのお手紙攻勢はぴたりとストップ。しかし、いったん上がった怒りのテンションはもう止められず、今度は左隣の方のところに、非常にキツい内容の「お手紙」が立て続けに届けられたんだとか......。こういうことって、あるんですね。

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