みんな好きだね...アキバで日本初開催「アダルトVR」イベント、参加者大量で入場中止! 8月再開催へ
2016年6月12日、日本初となる「アダルトVR」をメインとするイベント「アダルトVRフェスタ01」が、秋葉原にて開催された。近年注目を集めるVR技術の展示会、それもアダルトコンテンツということもあり、ネットでは開催前から期待の声が寄せられていた。発表時から参加を心から決めていた記者は、開催当日、秋葉原の街へ向かった。
海外からの人も興味津々
「VR」とはヴァーチャルリアリティ(仮想現実)の略称で、映像、ゲームなど様々な分野で開発が進んでいる技術だ。現段階ではゴーグルを着用し、実際の体の動きと映像内の視界を連動さることで、ただ見るだけよりも映像への没入感を高めることができる。
そんなVR技術を使った様々な品を体験できる「アダルトVRフェスタ」は、秋葉原の「AKIBAPOP:DOJO イベントスペース」にて開催された。オーストラリアの「セクスポ・シドニー」でも、同様にVR技術を使ってのアダルト製品の展示があったが、日本国内では初と思われる。
関東地方の梅雨入りが発表されたが、当日は快晴で、歩行者天国が行われている秋葉原の街は活気があった。
記者が現地に到着した13時30分時点で、すでに500人ほどがビルの外にあふれていた。列は会場となっているビルの前の歩道を越え、中央通りの半分まで届くほどで、収容人数が50人ほどという会場のキャパシティを明らかにオーバーしていた。
秋葉原でとあるVRイベントに並んでる pic.twitter.com/OHoiqpJwvC
— いななえ (@inanae) 2016年6月12日
アダルトVRフェスタ待機列は横断歩道越え
— 小岡 賢治 (@kenjikooka) 2016年6月12日
アキバ防犯パトロールの人が様子を伺っていた pic.twitter.com/i6CSnEdaOr
アダルトVRフェスタ会場前の車道の様子 pic.twitter.com/hWqUWw9ge6
— 小岡 賢治 (@kenjikooka) 2016年6月12日
これは入るのは無理そうだな、と思いながら列を眺めていると、海外からの観光客と思しき人々から、何の列なのかと尋ねられた。イベントの内容を伝えると、
「面白そうだ!ぜひとも参加したい!でも今みんなで行動中だから出来ないんだよな......」
と、笑顔から一転して残念そうな表情を浮かべ去って行った。
その後、あまりの混雑ぶりに警察からの指導が入り、14時の一般入場開始からすぐに入場が中止となった。会場の規模を大きくし、8月に再度開催する旨がスタッフからアナウンスされ、待機者は解散となった。ごく一部しか入場できず、開始から10数分での解散という結果となったが、並んでいた人々は騒ぐことなく指示に従っていたのが印象的だった。
【緊急】本日、超満員のため終了とさせていただきました。お並びいただきました方には大変申し訳ありません。次回8月に大きい会場で開催させていただく予定です。よろしくお願い致しますm()m
— アダルトVRフェスタ@6月12日開催! (@adult_vr) 2016年6月12日
結局入場することは叶わなかったため、一連の様子を外から眺めるのみとなったが、新たな技術が広がる予兆を実際に目にできる、いい機会となった。