首都圏初のリゾート列車「伊豆クレイル」 気になるその内容と価格は?
2016.06.03 11:00
見た目とボリュームを兼ね備えた地元食材満載グルメ
リゾート列車の最大の目玉となる料理に関しても、「伊豆クレイル」はこだわりを見せた。女性に人気のフレンチレストラン「モルソー」(東京・目黒)の秋元さくらシェフが監修。四季折々の伊豆の食材を使い、車窓からの景色にも負けない美しい見た目の料理がラインナップ。
小田原発の下り線の車内では、「クレイルスタイル・サマーランチセット」がスタンバイ。平塚のフレンチ「アッシュ×エム」が手掛けたワンボックスランチには、ローストビーフ、伊豆温泉メロンと生ハムのオードブル、ワサビ香る冷製フランなど料理8品に、杏仁のババロアとマンゴーソースなどデザートメニューが2品。伊豆クラフトビールやコーヒーなども付き、しっかりランチコースを味わったかのようなボリュームと味を満喫できる。
伊豆急下田発の上り線は、「クレイルスタイル・アフタヌーンカフェセット」が楽しめる。スパークリングワインのウェルカムドリンクで迎えられた後に登場するのは、ライトミール&スイーツのアソート。伊豆下田港水揚げ・金目鯛のコンフィ、駿河湾の桜えびとベーコンのキッシュ、伊豆稲取ニューサマーオレンジプリンなど、全6品は、伊豆今井浜東急ホテルが地元の名産をたっぷり使い、伊豆旅行のフィナーレを飾るのに最適な料理となっている。
実際に試食してみたが、どちらも見た目の華やかさや味の美味しさは言うまでもなく、ボリュームもたっぷりで、女性だけでなく男性でも満足すること間違いなし。下田までの時間も、この料理を楽しんでいたらあっという間に感じるかもしれない。