どうなってるの? 登米市の不思議な「水に浮く石」
2016.03.27 07:40
難しいけど気になる!興味を惹く仕掛け
この地区ではかつて、かがの公園に隣接する小学校を中心にした区画整理事業が進められました。新しい街が誕生した記念に、子供達の知的探究心を掘り起こすきっかけになればという思いをこめて、地域住民の賛同を得てこの浮石のオブジェが作られたのです。
平成10年の当時の解説文によれば「このモニュメントは、パスカルの原理の応用により浮き上がって回転する石球と石円盤を組み合わせた、世界でただ一つの物」とのこと。
重さ1900kgもある「世界最大の青い御影石」ですが、この仕組みにより水に浮いているので、子供の力でも簡単に自転方向を変えることができます。
不思議な魅力に溢れたオブジェは今でも地元の子供達から親しまれています。身近に触れることで科学への興味が湧き、将来パスカルのようなすごい物理学者が誕生するかもしれませんね。(ライター:M.)