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どうなってるの? 登米市の不思議な「水に浮く石」

ご当地テレビ視聴隊

ご当地テレビ視聴隊

2016.03.27 07:40
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[OH!バンデス - ミヤギテレビ] 2016年3月16日放送の「解決!リョウ様」のコーナーで、住宅街の公園にある不思議なオブジェを紹介していました。

なぜ?どうして?謎だらけのオブジェ

宮城県登米(とめ)市中田町にある「かがの公園」では、巨大な石が水に浮いているという変わった光景を目にすることができます。

その名も「世界一の水に浮く石」というもの。水に浮く、と聞くと軽石のようなものしか想像できませんが、リポーターのリョウ様が訪ねてみると地球儀のような大きな丸い石が、確かに水によって浮きながら、台座の上をぐるぐると自転していたのです!

見れば見るほど謎が深まるこのオブジェ、一体どういう仕組みになっているのでしょうか。

難しいけど気になる!興味を惹く仕掛け

この地区ではかつて、かがの公園に隣接する小学校を中心にした区画整理事業が進められました。新しい街が誕生した記念に、子供達の知的探究心を掘り起こすきっかけになればという思いをこめて、地域住民の賛同を得てこの浮石のオブジェが作られたのです。

登米市公式サイトより
登米市公式サイトより

平成10年の当時の解説文によれば「このモニュメントは、パスカルの原理の応用により浮き上がって回転する石球と石円盤を組み合わせた、世界でただ一つの物」とのこと。

重さ1900kgもある「世界最大の青い御影石」ですが、この仕組みにより水に浮いているので、子供の力でも簡単に自転方向を変えることができます。

不思議な魅力に溢れたオブジェは今でも地元の子供達から親しまれています。身近に触れることで科学への興味が湧き、将来パスカルのようなすごい物理学者が誕生するかもしれませんね。(ライター:M.)

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