「字餅米もちだんご村餅乃神社前」...せんべい屋さんのほのぼの住所、その由来を聞いてみた
2016.03.03 11:00
目指すのは「昔なつかしい里」
郷愁あふれる、もちだんご村。パッケージ上だけでなく、実際の「街づくり」にも取り組んでいるという。
「せんべいがある、もちがある、だんごがある。それから天然の地下水が出るんですよね。豆腐も作っています。昔なつかしい『里』を目指しているんです。そういうストーリー的な志があります」
近代的な工場を建てる一方で、「見て楽しんでもらう」ために三連水車を設置。さらに水車のかたわらには、そば屋をオープン予定だという。
「結局は、来て楽しくなるところにしよう、ということです。まあ、いっぺん見に来られることですよ。ハッハッハッ」
取材をするまで、ただのインパクト狙いかと思っていた記者。そこに込められた「やさしさ」と「アツい思い」を知って、興味本位で話を聞いてしまったことを、少し反省した。九州を訪れた際には、ぜひ「餅乃神社」にお参りしてこようと思う。