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つくばの名物本屋が突如閉店...「友朋堂ロス」に襲われる人続出! 地方書店はこれからどうなるのか

松葉 純一

松葉 純一

2016.02.18 06:00
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茨城県つくば市の友朋堂書店が、2016年2月12日、運営する3店舗をすべて閉店した。

同書店は、筑波大学生や周辺住民に高い知名度を誇り、教科書・参考書、書籍のほか、コミックなど幅広いジャンルの本や雑誌などを扱っていた。

11日に閉店することになった吾妻店に関して、同日夜、次のような写真付きのツイートが、常陽新聞のツイッター公式アカウントから投稿され、注目を集めた。

写真には、同書店のシンボルだった「本」のサイン。「間もなく消えます」というコメントが添えられている。この突然の閉店が、大きな波紋を引き起こしている。

「......友朋堂ロスや。なんも手につかん」

友朋堂書店桜店(jun560さん撮影,Flickrより)
友朋堂書店

ツイッターには、友朋堂書店の閉店を知った人からの声が殺到している。

「1個ずつ無くなってしまい、最後の友朋堂も無くなってしまった」とつぶやく人。「友朋堂が営業継続する代わりにSMAPが解散するボタンを今目の前に差し出されたら多分押せる」と叫ぶ人。ショックから立ち直れない様子だ。

友朋堂書店が閉店に追い込まれたのは、「取次ぎの廃業により、営業が困難となった」ためという。14日、やはり急遽閉店した鹿児島のひょうたん書店も、同じ理由だった(鹿児島のオタクを支えた本屋「ひょうたん書店」突然の閉店...駆け付けた客からは涙も)。「全国の町の本屋さんヤバくねぇか......?」と心配する人もいる。

「本当に他に変わる存在がない。これからどこに注文すべきか。悩ましい」「......友朋堂ロスや。なんも手につかん」「嘆かわしい」などという嘆きが相次ぐ。

「嗚呼...友朋堂ロスがこみ上げてきた」という体験も語られている。「重力波の世界初観測の報告と共に記憶に残るだろうな」とは......、なぐさめの言葉も見つからない。

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