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関東人が愛する「ちくわぶ」はローカルフードだった! 東海以西は「全く知らない」多数派

Jタウン研究所

Jタウン研究所

2016.02.12 06:00
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東日本は「食べてた」、西日本は「全く知らない」

全投票をあわせた数値は、「食べてた」が400票(45.1%)だ。「見たことはある」は208票(23.4%)、「全く知らない」が279票(31.5%)。下の円グラフをご参照いただきたい。

「ちくわぶ」 分布図
「ちくわぶ」 分布図

都道府県別に見てみよう。各県ごとの最多得票を色分けすると、上のような日本地図になった。「ちくわぶ、食べてた」派のグリーンは、東日本に広がっている。

北海道(42.1%)、宮城県(50%)、山形県(50%)、福島県(60%)など、東北各県では、「食べてた」派が多かった。

茨城県(53.8%)、栃木県(50%)、群馬県(62.5%)、埼玉県(83.9%)、千葉県(70%)、東京都(60.1%)、神奈川県(65.3%)など、関東各県は「食べてた」派が圧倒的に多い。

甲信エリアの山梨県(70%)、長野県(50%)も「食べてた」派優勢と言える。

ちくわぶ(ekkunさん撮影,Flickrより)
TAKOGIKU in Shibuya (多古菊)

一方、「見たことはある」派のクリーム色は、全国に広がっている。「見たことはある」ということは、食べたことはないけど......という意味だろう。

「見たことはある」派は、岩手県(100%)、秋田県(57.1%)、新潟県(56%)、福井県(60%)、岐阜県(70%)などで優位に立っている。福岡県(47.8%)、佐賀県(57.1%)、熊本県(80%)など、九州各県もこの仲間と言える。

ところが、「全く知らない」のオレンジ色は、関西中心にまとまっている。京都府(61.5%)、大阪府(45.6%)、兵庫県(61.9%)、奈良県(60%)など、近畿地方は「全く知らない」派が優勢だ。「全く知らない」とは、見たこともないということだ。「なに、それ?ちくわとどう違うの?」と聞かれることもしばしば、らしい。

「全く知らない」派は、静岡県(50%)、愛知県(53.6%)、三重県(50%)といった東海エリアや、鳥取県(66.7%)、島根県(100%)、広島県(53.8%)といった中国エリアにも多かった。香川県(85.7%)、愛媛県(71.4%)など、四国にも見られる。

ここで分かったことは、ちくわぶを「全く知らない」「見たことはある」人たちが、関西を中心に、西日本に広く存在するということだ。......ということは、「食べてた」派は関東を中心とした東日本に存在するのみ。つまりちくわぶはローカルフードだった、ということになる。

おでん。ちくわぶ多め(se7enさん撮影,Flickrより)
おでんでんでん(ちくわぶ多め
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