「我が家のテレビや電話の音、隣に丸聞こえだった...!」(京都府・40代女性)
人の立てる物音は気になるが、自分のことになると人間、意外と無頓着である。京都府のRさん(40代女性・パート)が投稿してくれたのは、旦那さんの失敗談だ。
Rさんの旦那さんはある日、お隣から直接苦情を申し入れられた。その内容とは......。
帰ってみると、旦那がしょんぼりしていた
京都市内のマンションに、もう10年ほど暮らしています。賃貸ではありますが、比較的長く住んでいる住人の方が多いです。ご近所付き合いなども含め、割合上手くやってきたつもりだったのですが――。
ある日、外出先から帰ると、旦那が妙に小さな音量でテレビを見ています。心なしか身も縮めるような格好で、なんかしょんぼりした様子。「なにかあったの?」と聞くと、
「お隣さんに、『いつもうるさいから静かにしてくれ』って怒られた......」
と言います。
思い当たる節はないではありません。仕事の関係上、旦那は日ごろ帰りが遅く、日付が変わるころようやく帰宅しては、テレビを見ながら夜食を取っています。
とはいえ、旦那だってそんな大音量にしているわけではないですし、また我が家にいて、そんなに周りのテレビなどの音が聞こえるということもこれまでなかったのですが......。
「ほら、そのテレビ置いてるところって、ちょうどお隣との間の壁じゃないか。しかも、その壁の向こうがお隣の寝室なんだって。だから、結構しっかり音が聞こえちゃうらしいんだ」
旦那はすっかり苦手意識
さらにもう一つ、旦那の電話についても、苦情を言われたそうです。こちらもやはり、「声がまる聞こえだ」と。
確かに旦那は電話のとき、ついつい声が大きくなる癖があります。友達と話しているときなどは盛り上がって、かなりの大声で話していることも、言われてみるとちょくちょくありました。
「でも、俺がこの部屋でテレビ見てたり、電話してたりって、もう何年も昔からじゃないか。ってことは、何年も向こうは我慢してたってことだよなあ。悪いことしたなあ......」
後日、私の方からも菓子折りを持ってお詫びに行き、一応お隣とは仲直りいたしました。近所で会えば、普通に世間話などができる関係です。もっとも、旦那の方はこの一件ですっかりお隣に苦手意識ができてしまったようで、できるだけお隣と顔を合わせないようにしています。テレビの音量も、相変わらず小さいままです(笑)。
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