広島県からついに暴走族が「ゼロ」に
[Jステーション-広島HOMEテレビ]2015年12月16日放送で、2015年に広島で起こった若者による事件を振り返っていました。
広島は暴走族の街。そんな印象を決定づけた、1999年の胡子講(えべっさん)での暴走族と警察の衝突。県内の暴走族は、ピーク時には44グループ428人いました。
しかし2015年、県警が把握する暴走族の数は、統計が残る1982年以降初めて「0」となりました。
暴走族0のはずがなぜ?バイクが通行客に暴走
楽しい祭りの場へと戻った胡子講。このまま平穏に終わるかと思われた最終日。歩行者天国が解除になった直後のできごとでした。まだ多くの通行客がいる中央通りに、2台のバイクが突っ込みました。一歩間違えれば、大参事にもなりかねない危険な行為です。
県警は、通行人にけがをさせるなどした疑いで、少年3人を逮捕し、その後、家庭裁判所に送致されました。
誕生日祝うため 花壇の葉ボタンが引き抜かれる
さらに、未成年が起こした事件として、2015年1月、平和公園近くの花壇の葉ボタン65株が引き抜かれ、数字の15と並べられているのが見つかりました。
逮捕された少年少女5人は、「仲間が15歳の誕生日を迎えるのに合わせてやった」と話したといいます。安易な思いから引き起こされる事件。広島のイメージがこれ以上残念なものにならないことを願います。(ライター:haruhana)