悠仁さまが作られた信号機のモデルを探して「赤坂表町」を歩く
手がかりは、公園の「古地図」

まずJタウンネット編集部が向かったのは、赤坂御用地。秋篠宮邸のある場所だ。目前にある青山通り(国道246号線)には、かつて都電が走っていて、その名もズバリ「赤坂表町」電停が存在していた。いまも通り沿いの「赤坂表町ビル」に名前を残している。

通りに面する高橋是清翁記念公園へ行くと、旧町名について書かれた看板があった。「新伝馬町」の表通り側だったから「表町」。町名としては「おもてちょう」だったが、地元住民は「おもてまち」と呼んでいたという。たまらないゆるさだ。

看板には、古地図も描かれていた。赤坂表町は、赤坂見附交差点から青山一丁目交差点にかけて、細長く配置されていたようだ。今いる場所は、旧赤坂表町3丁目ということになる。おおよその目星はついたので、さっそく信号機を探そう。
