《実食!》『MIGUEL y FUANI(ミゲル フアニ)』オープン! チャンピオンのパエリア専門店が日本初上陸!
スペイン料理といえば、何を思い浮かべますか?トルティージャ、ガスパチョ、ハモンセラーノ...、今ではいろんな料理も知られてきました。でも、やっぱり、何をおいても「パエリア」!ですよね。
ところが、日本でおいしいパエリアを食べようとすると、なかなか難しい。「パエリア風」の炊き込みご飯だったり、食感がイマイチだったり...。東京には、大小約300ものスペイン料理店・バルがあるというのに、です。
「やっぱり、スペインに行くしかないのか...」と諦めていた方に朗報!本場スペイン国際パエリアコンクールでチャンピオンに輝いたシェフがプロデュースする、スペイン料理・パエリア専門店『MIGUEL y FUANI(ミゲル フアニ)』の日本1号店がオープンしました。
シェフの名は、パコ・ロドリゲス氏。2014年の『スエカ国際パエリアコンクール』で優勝。そのほかにも、国内外のさまざまな大会での受賞歴を持つ、スペイン料理界・若手No.1と称されるひとり。シェフの両親が営む『MIGUEL y FUANI』は地元バレンシアの人気店なのです。
日本での運営を担う『ワールドリカーインポーターズ株式会社』の今里社長が現地に足を運び、実際に食べて、「この店だ」と確信を得たことから、日本出店が叶いました。
日本に居ながらにして、世界一のパエリアを食べられるとは!お招きいただいた、発表会の様子をレポートします。
場所は、『新宿タカシマヤ』13階の『レストランパーク』。
店内は、カウンター9席と、テーブル席、ゆったりしたソファ席に、テラスも20席ほどあります。
カウンター側には、とてもかわいいタイル!スペインから取り寄せたもので、トラディショナルにも、モダンにも成りすぎないように選んだそうです。スペインのタイルというと、色味が強い印象でしたが、こちらは穏やかな色合い。新しい出合いの予感に、期待が高まります。
それでは料理をご紹介!※一部、試食用のサイズになっています。
■「ムルシア風マリネ」「野菜と唐辛子のピクルス」
太陽の国・スペインらしい、カラフルな野菜がたっぷり。“ムルシア”とは、スペイン南西部の地名で、地中海に面した豊かな土地。トマトやキュウリ、ツナを使っています。2種類の違うビネガーの味は、食欲を刺激します。■「スペイン産生ハム ハモン・セラーノ」
豚肉の豊かな甘味を感じられる上品な生ハム。もちろん、ワインとの相性は抜群です。
■「半熟卵とトリュフ」
スペイン流のフライドポテトの食べ方は、半熟の目玉焼きを大胆にかき混ぜていただきます。フレッシュなジャガイモを使っているので、ホクホクした食感!とろ~りとした黄身が絡み、黒トリュフの香りをまとったポテトは、想像以上に贅沢です。
■「バレンシア風パエリア」
店内の窯は特注。かなり大きなパエリア鍋で焼き上げています。圧巻の美しさ、オコゲもしっかりできています。
食べてみると、その違いは一目瞭然。しっかりとお米の一粒ずつの歯ごたえを感じられる、アルデンテ!さまざまな食材の旨味を十分に吸ったお米のおいしさを堪能できます。オコゲの香ばしさもうれしい。
パエリアは、「魚介のパエリア」「イベリコ豚とキノコのパエリア」「イカ墨のパエリア」「野菜のパエリア」の全5種を用意しています。
■「魚介のフィデウア」
「フィデウア」とは、”フィデオス“と呼ばれる細いショートパスタのパエリア。日本では、まだ珍しいかもしません。
お米のパエリアとは、また違う風味。パスタの方が、魚介の味わいをより強く感じる気がします。
「フィデウア」は、このほか「野菜のフィデウア」「イカ墨のフィデウア」があります。ぜひ、制覇してみたいですね。
■「サングリア(白・赤)」
アルコールは充実のスペインワインのほか、スペインビールも充実。カウンターの向こうには、スペインならではの陶磁器のビアサーバーも。
そして、気になるデザートは定番の「クレマ・カタラーナ ア ラ モーダ」に、「チュロスとホットショコラ」、「バニラアイスクリーム 熟成甘口シェリー酒がけ」なんて、大人のための逸品も。
パコ・ロドリゲス氏は、「バレンシアの伝統文化を知っていただくきっかけになればうれしいです。心から楽しんでください」と、コメント。
目からウロコな、スペイン体験をぜひ、どうぞ。
店名MIGUEL y FUANI(ミゲル フアニ) 新宿タカシマヤ タイムズスクエア店
住所新宿区千駄ヶ谷5-24-2 新宿タカシマヤ タイムズスクエア レストランパーク 13F
電話番号03-5361-2032
定休日無休(新宿タカシマヤに準ずる)
営業時間11:00~23:00(L.O.22:00)
オフィシャルページhttp://www.latin-service.jp/